
年明けに自宅で、うさぎ二羽をしばらくの間世話をすることになり、そのための餌やりボックスを自作した。
餌の干し草を入れる箱部分と、うさぎが餌を食べるスペースを持つものだ。
米国ではRabbit Bunny Hay Feederという名称で100ドル前後で販売されている。
ネットで調べてみた限り、日本では同タイプのものは販売されていないようだ。
米国から取り寄せると送料も結構かかりそうなのと、構造がそんなに難しくなさそうなので自作することにした。

まずはアイデアスケッチを描いて、大まかな構造とサイズを考えた。

図面化
方眼紙などに手描きでもよさそうなレベルだが、フリーの2D・CAD作成ソフトで作図した。
パソコン上なら途中の修正なども簡単にでき、寸法も自動的に入るので材料採りの寸法図面にも使える。

完成した図面データはPDFフォーマットに変換して書出し、タブレット端末に読み込んだ。
こうすると紙に印刷する必要もなく、作業中に手元で図面を表示して拡大縮小も自由にできるのでとても便利だ。


ホームセンターで木材を購入して、指定寸法にカットしてもらった。

鉋かけ

電動ドリルで座繰り



ノミによるヒンジ座の凹加工

組み立て

丸棒柵の組み立て

段々形になっていく組み立て作業が一番楽しい時間だ。

上蓋を開けたときに後ろにバタンと倒れないように、ストッパー付きのステーを追加した。

完成

うさぎを飼うのは初めてだけれど、準備は出来た。
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師走
高校1年の時、古文の授業開始のベルが鳴り担当のT先生が教室に入ってきて、「今日は師走だね。 僕も今職員室から走ってきたよ。」と冗談を言い皆を笑わせた。
色白の顔がちょっと赤くなったのを思い出す。