2016年の制作活動を振り返る その2
12 31, 2016 | Tag,その他

7月
夏の日差しが強くなり、絵の具も強い色を置くようになってきてコントラストの強い絵が多い。
その反省もあってか、クール系のトーンで描いた船の絵がこの月の全体のバランスをとろうとしているように感じる。
それでも全体としてこの月は強弱のバランスが取れてない絵が目立つな。

8月
全体の傾向としては7月に似ていてコントラストの強い絵が多い。
それでも一部の絵に見られるように強弱を意識してつけるようになって来たのは良かった。

9月
この月は水彩用紙を変えてみたり、小さなサイズで描いてみたりして、いつもと違うスタイルで描くことを楽しんだ。
専用の水彩紙に描くここちよい筆のタッチや絵の具の馴染み感はいいものだと実感した。
一方、水彩紙の効果に頼りすぎて、絵としての肝心な立体感や奥行き感の表現を疎かにしないよう心すべきだと感じた。

10月
小さなサイズの用紙に船の絵をたくさん描いた。
あえて不便な条件のもとで描く面白さを感じるとともに、小さな面積の中でどうやったら変化を出せるのかを考えるきかっけになった。
ブログ「ひだまりの花々」の作者hiougiさん親子の彫刻作品を見に、国立新美術館へ出かけいろいろ刺激を受けることができてよかった。

11月
この月も小さな用紙やタイプの違う用紙に描いてみたりして、変化のある月になった。
あまり描かない身の回りモチーフを選んだのも気分がかわり、描き方も工夫するようになって良かった。
ちょっと体調がいまいちになった。

12月
黄葉(紅葉)を何枚か描いたが、最初の数枚がちょっと色が強すぎたことを反省して、そのあと抑え気味に何枚か描いたがどうもこれだというものがなかったような気がする。
ボトルなどの静物を描くことで少し気分を変えて、後半の住宅街の絵はかなり抑え気味でできるだけ丁寧に描くようにしてみた。
どうも気持ちの入りようでやや強烈な色になり過ぎたり、その反動でインパクトのない絵になってしまったりと、今年も振れ幅が大きく、秋ごろからのいまいちの体調のこともあって、後半がどうもピリッとしない年になった
そんな中からでも何点か選び出して、来年へつなげる今年の成果としたい。


今年もブログをご覧いただきましてありがとうございました。
よい年をお迎えください。